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秋かな…



ぶどうが出始めていますね。
ぶどうと言ったら、私の中では、
長らく、デラウェアの事だったんですが

思いっきり、かぶりついて口の中を
ぶどうでいっぱいにして食べる!

そういうのが、私のぶどうで、それが
デラウェアだったんですが、
その後、巨峰が出てきて、そんな記憶
は、忘れてしまっていました。

そう言えば、巨峰って品種ではない
のは、ご存知でした?

巨峰は、かつて農水省に品種登録を
拒絶されたんですよ。
元々は、石原センテニアルと言って
オーストラリアのセンテニアルと
岡山の石原早生から出来たぶどうです。

農水省は、花振るいや単為結果、脱粒
がひどいから栽培価値無しと拒絶した
んですね。

伊豆の大井戸康さんが開発したのですが
大井戸さんは、栄養周期理論の方で
巨峰は、それでの栽培をしないといけない
んですが、きっとそんなん事関係なく
栽培したんでしょうね。

なので、巨峰は品種ではなく、
商標登録された商品名です。

商標権は、日本巨峰会がもっているので
許可が必要だそうです。


そう言えば、ぶどうって、
種あり、種なしってありますよね。

ジベレリンという植物ホルモンを使って
種なしにする技術が出来て、種なしが
可能になったんです。

デラウェアは、8月のお盆過ぎてから
熟すぶどうで、裂果しやすいぶどう
だったのですが、そのジベレリンを
使うと、収穫時期を早められて7月に
出荷出来るようになりました。
なので安定供給出来るようになり
落ち着いた値にもなり、私なんかが
かぶりつく事が出来たんだと思います。
でも、種をブツブツブツ〜って
出してた記憶だけどな…

今では、ジベレリンは、梨の収穫時期を
早くする為に使われたり、お茶にも
使われたりしているようです。


で、種あり、種なしですけど、
種なしの場合、脱粒がおきやすく
なります。
そうなると商品価値が無くなるので
熟す前に収穫をする事が多いです。


種ありの場合は、樹になったまま
完熟まで、もっていくことが可能です。
種があるので、果実として成熟する
のが当たり前、というか、自然な形
ですけどね。

一応、種なしでも、ぶどうは糖度が
上がるので、おいしく感じる方も多い
と思いますし、それでいいと思う方も
多いのではないでしょうか。

でも、食べ比べてみたら、
香り、甘み、コクなどが、まったく
違う事に気付くと思います。

かつて、山梨によく行っていた頃
山梨の農家さんが、市場が(消費者)
種なしを好むから、種なしを育てる
農家が増えていく。
新しい品種は、種なし前提で開発される
そうです。
本当のぶどうの味をわかる人が少なく
なっているね…
と、お聞きした事があります。


食べる側の、タネってじゃまだよね〜
ではなく、おいしいぶどうを育てて
らっしゃる農家さんが、サスティナブル
になり、次の世代にバトンが渡るように
なって欲しいですね。

その為には、飲食店がもっと、ちゃんと
考えるべきではないでしょうか…







この流れなので、ぶどうと思います?
これ、ジャボチカバです。
丸子の西川さんが育ててます。
店を辞めてから、お会いしてないので
ちょいと寂しいですね。
いろいろお世話になったのに…



| シェフのつぶやき | 03:10 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
gibberellinですか。勉強になります。
| utopos | 2016/09/07 8:10 AM |
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