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浜松飯田さんのミルクラム。



ここのところ、今までやっていた
料理の事を書いています。
別に何が、という訳では無いのですが
ネタ不足ということで、
お付き合い下さい。


飯田さんとの出会いは、もう15年
ぐらい前でしょうか、浜松で仔羊を
育てている人がいる。
という情報で探し回ったのを思い出し
ます。

インターネットなんて盛んではなかった
ので、いろいろな牧場に電話したり、
屠畜場の方に聞いたり、いろいろと
探して、ようやくお会い出来ました。
最初の電話でのやりとりで、なかなか
良い返事をいただけなかったので
すぐに行き、いろいろお話をして
私を理解していただいて、お願い
しました。

今でもそうですが、直接行き、
私を見てもらって、生産者さんに
この人アホね。とか、
この人おもしろそうとか、判断して
いただいた方が良い付き合いが
出来るんですよね。

その当時は、仔羊というと、まだ
輸入物ばかりで、わずかに北海道の
仔羊が出回っている感じでしたので
本当に貴重な仔羊だったんですよね。

お付き合いが始まってしばらくした頃
飯田さんに、乳飲み仔羊って出して
いただけませんか?と、
飯田さんは少し考えた後、
少しならいいよ。3頭だけだよ。

喜びが爆破した事を、よく覚えています

それから毎年、夏頃、飯田さんの
ミルクラムは、お客様からリクエスト
があるメニューでした。

何と言っても、ロースは1頭から
4人前しかとれませんでしたから
毎年、お召し上がりになる方は
限られています。

なので、素晴らしい味わいですが
ほとんどの方が知らない、幻の一皿
です。

今はもう、飯田さんは高齢で、
やめてしまいましたので、
二度と食べる事のできない、
お客様の記憶や思い出の中でしか
生きていない料理です。








飯田さんの、アニョー ド レ。










これは、飯田さんの仔羊。
たしか8ヶ月ぐらいだったかな…






| シェフのつぶやき | 01:55 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
これで終わりかと余韻を記憶に留めてからしばらく経って、偶々残っていた最後の一匹と言われたときの驚きを思いだします。
| opos | 2016/10/04 9:06 AM |
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